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ESTA申請忘れに気が付いた瞬間
朝6時に目を覚まし、カバンに入っているパスポートを指差し確認。
10年パスポートで、まだ数年間の有効期限が残っていることを分かっていながら、もう一度、有効期限をチェック。
こういう100%大丈夫って分かっていながらのチェックって、ありますよね。
当然ながら有効期限は余裕でクリアしています。
しかしその時、パスポートの中に1枚の紙が挟まっていることに気が付きます。
そこには、「ESTA」の文字が書かれたカードが。
ご存じでない方のために補足をすると、旅行代理店に代行申請をお願いすると、ESTA取得の確認カードが発行されます。
「あれ!?」
「待てよ…。」
「自分以外の家族3人分のESTAって、申請していないんじゃ……。」
私はESATを完全に失念していました。「完全に」です。
ESTA申請忘れに気が付いてからの流れ
念のため妻に確認をすると、当然ながら、妻はそもそも私からESTAの存在を聞かされていなかったため、申請はしていません。
直ぐに大手航空会社でESTA申請について確認。
【米国渡航におけるESTA申請について】
2009年1月12日以降に米国に入国する、ビザ免除プログラム(Visa Waiver Program/VWP) 対象国(日本を含む)の渡航者は、米国行きの航空機の搭乗手続きを行う前に、ESTA*のホームページにてお客様ご自身でオンライン申請を行い、渡航認証を取得することが必須となります。渡航認証がないお客様はご搭乗手続きを承れませんので、空港にお越しになる前に申請手続きをお済ませください。
・今般、米国当局によるESTA審査方法に変更があり、ESTA申請の即時承認がご利用いただけなくなりました。
・米国当局は、ESTAにて渡米されるお客様に対し、渡米日の72時間以上前に申請をすることを強く呼びかけております。
(ANA公式サイトより引用)
・「渡航認証がないと搭乗手続きはできない」
・「ESTAの即時承認はできない」
・「72時間以上前(=3日以上前)に申請を」
残された時間は、12時間…。
「完全に終わった。」
うなだれる私を横目に、妻が私にスマホの画面を見せました。
「ESTAの当日申請OK!クイック代行OK!」と書かれたESTA申請の代行サイトでした。
詐欺やフィッシングもあるとは知っているものの、もうここにかけるしかない。
3人分の「ESTA代行料金+クイック手続き料金」という、超高額な手数料をクレジットカードで切りました。
3万円以上の痛手でしたが、仕方がありません。
あとは神様を信じて待つのみ。
こうして、精神的に追い詰められた、長い長い待ち時間が始まりました。
(続きをお楽しみに)