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それでは、フジテレビのアナトレの説明から始めていきましょう。
私も大学生の頃、アナトレには大変お世話になりました。

はい!よろしくお願いします!!

どのアナウンススクールも、とても魅力的に見えて困っています。

正直、安くはない出費ですので、悩んでいます。

私は日々、SNSで情報を集めています。
ただ、そもそも判断が分かりません…。
ネットやSNSの情報を参考にアナウンススクール選びを始めた大学生が、「結局、どこが良いの?」と、最初の一歩で挫折してしまうケースは非常に多いです。
想像以上に高い受講料も、その一因と考えられます。
私は、大学2年生の冬から3年生の冬までの1年間で、アナウンススクールに30万円を支払って、無事にテレビ局のアナウンサーになることが出来ました。
このブログでは、まだ何も始めていない就活初心者でも、きちんと努力さえすれば、「アナウンサー職のマスコミ就活」で、迷わずに戦えるようになる方法を解説します。
完成まで時間はかかると思いますが、「ゼロから就活を始める初心者が、アナウンサーの内定を掴むまでに本当に必要な手順が全て分かる」、そんなサイトの作成を目指していきます。
はじめに
アナウンサー試験に臨む上で大切なことは、「これをしたら、自分にどんなメリットがあるか?」を常に考えることです。
あなたが行動したこと全てがプラスであり、無駄なものはありません。
あなたを悩ませるウワサ話は、考えてもキリがないので聞くのをやめましょう。
例えば、
- 「〇〇アナは、スクールに通わずにキー局に内定したらしい。」
- 「スクールで見込みがないと判断されると、選考に響くらしい。」
- 「スクールに通うと、型にはまった読み方になりマイナスらしい。」
あなたの周りにこういうことを言う人がいれば、就活が終わるまで距離を取りましょう。
確かに、物事には必ず例外があります。
しかし、アナウンサー試験においては、あなたによほどの自信と確信がない限り、王道を進むことをオススメします。
入門コースのメリット
では、入門コースのメリットを、アナ先生の視点で解説していきましょう。
実際にアナウンストレーニングを体験できる
最大のメリットとして、原稿読みの体験ができます。
アナウンス研究会にでも入っていない限り、普段の生活で原稿読みをすることはないでしょう。
自分への指摘は勿論、他の受講生へのアドバイスを聞くことで、アナウンサーが何を意識して原稿を読んでいるのかが分かります。
アナウンサーを目指すべきかモヤモヤした気持ちを整理できる
次に、アナウンサー試験に臨むべきかどうか判断できます。
「アナウンサーになりたい」と思っても、その倍率の高さに、「本当に自分がアナウンサーを目指して良いものか?」と悩む人は多いです。
入門コースに通ってみることで、自分の声の大小、滑舌の良し悪し、そして、どんな人がアナウンサーを目指しているのかが分かります。
「自分には無理な世界だ…」と思ったら、勇気ある撤退を。
「今はダメだけど頑張ってみたい!」と思ったら、振り向かずに進みましょう。
入門コースのレッスン内容
続いて、レッスン内容について、アナ先生の視点で解説します。
レッスン1:原稿読み、アナウンスの基礎体験
原稿読み:スラッシュ入れと読み方の確認を
アナウンススクールにおいて、「原稿読み」と書いてある場合、
- 原稿が指定され、10分ほど個人練習の時間が与えられる。
- 1人ずつ発表する。
- 1人ずつ講師から講評を受ける。
- 自分の発表前後は、他の受講生への講評をノートにメモする。
- 次の原稿が指定され、上記1~4を繰り返す。(※時間次第)
という流れが、基本となります。

勿論、10分間の個人練習や、1人ずつの発表は大切です。
しかし、前の人が指摘された点を改善しようとする意識も忘れないようにしましょう。

自分のことばかり考えてはいけないということですね。

その通りです。
例えば、漢字の読み方を同じように間違えると、「何を聞いていたの?」という雰囲気になりますよね。

なるほど。
ただ、発表が10番目くらいだと、自分のことで精一杯で、他の人へのアドバイスなんて耳に入らなそうです。

そうですよね。
難しいことを言いましたね。ごめんさい。

私もできないと思います…。

実は、私自身、「先ほどの話を聞いていましたか?」なんて厳しく注意を受けて、ひどく落ち込んだことがありました。

アナ先生も、最初から出来たわけではないのですね。

講師の方によりけりですが、厳しい方は厳しいです。
少しづつ、できるようになると良いですよね!

はい!頑張ります!!
また、読む原稿については、
- 「テキスト内のニュース原稿」を読む
- 「その場で渡された実際のニュース原稿」を読む
この2パターンのどちらかとなります。
まず、「テキスト内のニュース原稿」の場合、縦30字×横6行ほどの、1ページに書かれている文章を読むことになります。
ポーズを取る場所が分かりにくいので、しっかりとスラッシュを入れましょう。
次に、「その場で渡された実際のニュース原稿」の場合、局によってフォーマットが異なりますが、縦10字×横6行ほどの、3ページに渡る文章を読むことになります。
こちらはポーズを取る場所は分かりやすいので、漢字の読み方と単語のアクセントの確認に集中しましょう。

この場合、ページをめくりながら読むのでしょうか?

良いところに気が付きましたね。
ページめくりの経験は、きっと初体験ですよね。
2ページ目と3ページ目の頭は、特に練習をしておきましょう。
アナウンスの基礎体験:発音・発声練習が多い
アナウンススクールにおいて、「アナウンスの基礎」と書いてある場合、
- 腹式呼吸の解説と練習
- 「あ、い、う、え、お」の短音練習
- 「あ、い、う、え、お」の長音練習
- 「あ、え、い、う、え、お、あ、お」の発音練習
- 鼻濁音の練習
- 外郎売の早口言葉の部分を練習
- アナウンサーを目指す人の心構えを聞く
のいずれかを行うパターンが基本となります。
発音と発声については全員で行う練習がメインとなりますので、初心者でも心配することなく受講できるでしょう。
何を実際に行うかがどうしても気になる場合は、事務局に確認をしてみましょう。
レッスン2:フリートークの体験
アナウンススクールにおいて、「フリートーク」と書いてある場合、
- テーマが発表され、15分ほど個人練習の時間が与えられる。
- 1人ずつ発表する。(※30秒か1分)
- 1人ずつ講師から講評を受ける。
- 自分の発表前後は、他の受講生への講評をノートにメモする。
- 次のテーマが発表され、上記1~4を繰り返す。(※時間次第)
という流れが、基本となります。

そうすると、原稿読みの流れと変わらないのですね。

そうなのです。
アナウンススクールは、1人ずつ発表後、1人ずつ講評。自分以外の時間は、ノートにアドバイスをメモ。
これ以外のパターンはまずありません。

そう断言してもらえると、とてもありがたいです!

今後、基礎コース、応用コースとレベルが上がっていくと、スタジオ実習や屋外実習が入ります。
その場合は、発表と発表の間に講評は入りません。

なるほど。
全体への講評のみなのですね?

いえ。
この場合は、撮影して頂いた映像を教室に持ち帰り、1人ずつ講評を受けます。

つまり、自分以外の講評はノートにメモして待つ!ですね!!

その通り。
結局、パターンは一緒なのです。
皆さん、今日だけでもとても成長しましたね。
これからがとても楽しみです。

学生目線の解説、とてもありがたいです。

以下、入門コースの受講料や申込みに必要なものなど、事務的な紹介となりますので、興味がある人は読んでみてくださいね。
今日は、どうもありがとうございました。

どうもありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
入門コースの受講料と募集要項
では、受講料と募集要項について確認していきましょう。
フルクラスとハーフクラスから選択可能
入門コースは、1コマ2時間のレッスンを2コマ受けるフルクラスと、1コマだけ受けるハーフクラスの2つから選択することができます。
フルクラスが10,000円、ハーフクラスが5,000円です。
やる気さえあれば、高校1年生から受講可能
これはアナトレの凄いポイントです。なんと高校1年生から受講可能です。
ただ、大学3年生の皆さんも、焦る必要はありません。
受講生の半分以上は、大学3年生です。
逆に、アナウンサー職に興味のある大学2年生以下の人は、すぐに受講申し込みを。
入門コースの受講で基礎コースが10,000円割引。ということは?
この受講特典も凄いです。
フルクラスでもハーフクラスでも、入門コースを受講した人は、次の基礎コースが10,000円割引となります。
ということは、フルクラスの人は、実質無料。
ハーフクラスの人は、実質無料+5,000円キャッシュバックということになります。
入門コースの申込みに必要なもの
最後に、申込みに必要なものを確認していきましょう。
まずはネットエントリー
アナトレの公式HRからネットエントリーとなります。
データ提出できる顔写真が必要
データでの提出が必要ですので、準備をしておきましょう。
サイズ指定、ピクセル指定は、特にないようです。
まだ写真館で取る必要はありません。
オススメの写真館については、また別の記事で紹介しますね!
受講目的を考えておこう(200字以内)
これは、どのスクールのどのコースにも言えることですが、本採用エントリーと違い、この受講目的で受講ができないということはありません。
書いてみると分かりますが、200字はあっという間ですから、wordを立ち上げて正直な気持ちを打ってみましょう。
質問があれば書き込み可能(200字以内)
「質問があれば」ですので、書かなくてもOKです。
気持ちは分かりますが、ここでやる気を出さなくて大丈夫です。
事務局からの連絡を待って受講料の振込みへ
エントリー後は、事務局からの連絡を待ちましょう。
【注意】1週間以内に返信なし:事務局に連絡を
私もやってしまうことがあるのですが、連絡がない場合のほとんどは、エントリー時のメールアドレスの記入ミスです。
「yahoo.co.jp」を「yahoo.com」や、「gmail.com」を「gmail.co.jp」と打ち間違えないように注意しましょう。
【注意】入金順に受講者決定:定員になり次第〆切の可能性あり
入金の遅れで、事務局にクレームを入れるようなカッコ悪いことはしないようにしましょう。
定員が決まっている以上、〆切があることは仕方のないことですし、公式HPにも入金順であることが明記されています。
特に、コロナ禍では、この点は順守されることでしょう。
入門コースのまとめ
アナトレの入門コースをまとめると、こんな感じでしょうか。
- 自分がアナウンサー試験に本気で臨むべきか、決断ができる!
- 初心者の場合、全ての人が受講する価値あり!
- 基礎コースにつながるため、オンライン講座でも受講する価値あり!

少し長くなりましたね。気合を入れ過ぎました。
では、また次回の投稿をお楽しみに。